車大手「HVは残して」
政府へアピール、除外回避 供給網衰退に危機感
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経済産業省が2030年代半ばに、国内でガソリンエンジンのみで動く車の新車販売をなくす目標を掲げる見通しだ。一方、電池も併用するハイブリッド車(HV)は引き続き販売を認める方針。トヨタ自動車など大手がHVを除外しないようアピールしたことが奏功したようだ。ただ、世界の潮流である電気自動車(EV)シフトへの対応も迫られるのは必至だ。(1面参照)
「HVが入ってよかったね」。経産省の方針が明らかになった3日、トヨタ幹...
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