高橋悌一さん ものづくり職人復権へ
革小物メーカーに研修生制度
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ものづくりを担う職人の復権を目指し、革小物メーカー内に研修生制度を作った。契約社員として自社工場で3年ほど修業してから独立し、革小物の縫製を請け負ってもらう。定年がなく自宅で働け、好きなものづくりができると希望者は多い。30~60代の6人が職人として巣立った。
革小物メーカーの高屋(東京・台東)の3代目として職人の減少に心を痛めてきた。30~40年前まで皮革製品の職人は高収入の仕事だった。その後海...
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