福島の病院でサイバー被害 県立医大付属、公表せず
17年発生 身代金ウイルス、医療機器停止
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福島県立医科大付属病院(福島市)で2017年夏、パソコンや医療機器がランサムウエア(身代金要求型ウイルス)に感染してロックされ、使用不能になっていたことが2日、関係者への取材でわかった。同病院は当時、被害発生を公表せず、厚生労働省にも報告していなかった。
福島医大病院は2日、当時世界的に流行していたウイルス「ワナクライ」の亜種に感染して被害が出ていたことを発表。感染による不具合でレントゲンなどの再...
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