首都圏自治体 デジタル化に挑む(上) さらば 対面・紙頼み
携帯端末を駆使 職員働きやすく
[有料会員限定]
首都圏の自治体が行政のデジタル化に本腰を入れ始めた。新型コロナウイルスで対面・紙に頼るシステムは転換を迫られている。人口減少社会が到来するなか、住民の暮らしやすさと職員の働きやすさの改善は不可欠だ。長年の課題が前進するか、本気度が問われる。
「区の庁内業務向けと住民サービス向けの各システムを新しい生活様式に対応させる。2021年度に改修に着手したい」。東京都千代田区のシステム刷新プロジェクトの担当...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1104文字
関連企業・業界
企業: