新興企業への不当要求「独禁法違反の恐れ」
公取委
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公正取引委員会は27日、大企業やベンチャーキャピタル(VC)がスタートアップ企業に知財の無償提供など不当な要求をすれば独占禁止法違反にあたる恐れがあるとの報告書をまとめた。技術革新の芽をつまないよう、新興企業と大手が対等に競争したり協力したりできる環境を整える。
公取委は2019年11月からスタートアップ1400社超や出資者などを調査してきた。20年6月に公表した中間報告では、新興企業が大企業と...
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