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言葉の魔法に痺れっぱなし 朝倉かすみ

大写しになる「ある一面」

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本好きではなかったが、言葉には興味があった。きっかけはこうだ。小5の秋、「卑猥(ひわい)」という言葉がクラスを席巻した。口にすると、暗く湿ったいやらしさが匂い立ち、そこが思春期の子供達にウケたのだろう。もちろんわたしも夢中になった。

「卑猥な校舎!」「卑猥な水飲み場!」「卑猥な銀杏(ぎんなん)!」

「卑猥な」を付けるだけで、見え方がまるで違ってくるのだった。それまで気づかなかった、そのものの「ある...

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