出生急減、今年80万人割れへ
減少ペースは5%に加速 人口1億人未満、早まる恐れ
[有料会員限定]
日本の出生数が急減している。2022年の出生数は初めて80万人を下回る公算が大きい。少子化が進むと年金や医療など現役世代が支える社会保障制度が揺らぐ。労働投入も減り経済の成長力が下がる。子どもを産み育てやすい環境整備が急務だ。
出生数は21年に過去最少の81.1万人となった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で結婚や妊娠が減った。22年もコロナ禍が続き、出生減に歯止めがかからない。
厚生労働省の...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り678文字