外貨不足のスリランカ、IMF融資が頼みの綱
9月に合意も承認下りず
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スリランカが外貨準備の引き上げを模索している。中央銀行のナンダラル・ウィーラシンハ総裁は、外貨準備高を立て直す一歩として国際通貨基金(IMF)からの救済融資への期待を示した。
同国は9月初旬にIMFと事務レベルで29億ドル(約4000億円)の融資で合意したが、実行に必要な理事会の承認は下りていない。総裁はNikkei Asiaとのインタビューで「理事会が認めて支払いが始まれば、外貨準備の増強が始...
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