(カタールW杯・至言直言 中村憲剛)恐るべしエースの存在感
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大会11日目を終えて、16強の顔ぶれが徐々に見えてきた。ここまでのゲームで、その姿が私の網膜に焼きついている選手が2人。1人はエムバペ(フランス)だ。
16強入りを早々と決めた後、先発を大きく入れ替えて敗れたチュニジア戦は後半途中からの"重役出勤"だったが、2戦目までのエムバペの働きは破格というほかない。ゴール近くで確実に1人を抜ける選手がいると、どれほど堅い守りも周到な戦略も瓦解する。そんな身
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