首都圏私鉄、終電繰り上げ続々 線路保守の作業改善
高齢技術者に配慮 コロナ下の客足減で加速
[有料会員限定]
首都圏の私鉄各社が2021年春から、終電を繰り上げる方針を相次ぎ打ち出している。主要ターミナル駅の出発時刻を10~30分程度早め、深夜の保守点検の作業時間を確保する。新型コロナウイルスによる深夜帯の乗客減に対応する狙いもある。JR東日本の終電繰り上げに私鉄各社が追随した形となった。
これまでに私鉄4社が来春のダイヤ改正の概要を発表している。小田急電鉄は小田原線新宿発の終電時刻を最大20分程度繰り上げる。多摩線や江ノ島...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り851文字