CO2削減へ企業に課金 政府、GX債償還の財源に
本格導入は30年代、欧州などに遅れ
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政府は29日、二酸化炭素(CO2)の排出に負担を求める「カーボンプライシング」を2030年代に本格導入する調整に入った。排出量の多い火力発電所を持つ電力会社や、化石燃料を輸入する石油元売り会社などからお金を集め、脱炭素に取り組む企業を支援する財源にする。既に欧州は導入済みで、30年代からでは企業の取り組みの差が開く懸念がある。
政府が29日に開いたGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議...
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