余剰在庫、年間15億点
専門家「業界構造の見直しを」
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コンサルティング会社のローランド・ベルガー日本法人の調査によると、アパレルの余剰在庫は年間約15億点にも及ぶ。
アパレル業界に詳しい同社の福田稔さんは「製造した服の4割が売れ残り、在庫や廃棄につながっている。再利用されることは良いことだが、供給過剰の業界構造そのものを見直す必要がある」と指摘する。
経済産業省によると、国内の衣料品市場規模は1991年から2017年で3割縮小したが、供給量は8割近...
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