すしをつまんで 島田和明
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医薬品医療機器総合機構の藤原康弘理事長は、数少ない友人の中でも診療科を超えて相談できる唯一の存在だ。仲を深めるきっかけは約8年前。共に国立がん研究センター中央病院の副院長に就き、「密談にちょうどいい場所があるから病院の将来を語り合おう」と誘われて築地場外市場のすし店に足を運んだ。
世界有数のがん専門病院となるために優秀な人材をどう育てていくべきか。以来、2人で時々すしをつまみながら交流を深めた。...
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