LNG、1年ぶり高値 中韓の調達拡大
アジア市場スポット、日本の輸入に波及も
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アジア市場で液化天然ガス(LNG)のスポット(随時契約)価格がおよそ1年ぶりの高値を付けた。産業用需要が旺盛な中国が石炭の代替燃料として輸入を増やした。韓国は厳冬による需要増をにらみ調達に動いた一方で、産ガス国の生産トラブルも重なって需給が締まった。日本の輸入価格も上昇に転じそうだ。
LNGの東アジアのスポット価格は現在、100万BTU(英国熱量単位)あたり6.8ドル前後。直近の底値を付けた半年前...
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