ETF、7年ぶり高水準
東証で32本上場、低コスト強み 逆風下で顧客つなぎ留め
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東京証券取引所で上場投資信託(ETF)の新規上場が相次いでいる。11月は米国株指数の2倍の値動きをするレバレッジ型、電気自動車(EV)関連の企業に投資するテーマ型が初上場した。今年の上場数は32本と2015年(37本)以来7年ぶりの多さだ。低い手数料や高い透明性からETFへの注目は高い。景気減速懸念から金融資本市場の下方リスクが意識されるなか、運用会社は顧客つなぎ留めに向け商品開発に力を入れてい...