自社株買い増加、4年ぶり高水準
1~10月、世界で105兆円 株価下落で還元圧力
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世界の企業が自社株買いを増やしている。2022年1~10月に企業が公表した自社株買いの計画は約7500億ドル(約105兆円)と1~10月としては18年以来4年ぶりの多さだ。金融引き締めで株価が下落し株主からの要求が強まった。利益配分を巡っては賃金や投資とのバランスを問う声がある。海外では自社株買いした企業に課税しようとする動きもある。
金融情報会社リフィニティブが集計した。1~10月は計7522...
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