再生航空燃料の供給網整備で連携
日揮と三菱地所、廃食油回収
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航空業界の二酸化炭素(CO2)排出量削減に向け、持続可能な航空燃料(SAF)の供給網構築が日本で活発になってきた。日揮ホールディングス(HD)と三菱地所は原料となる廃食油の回収で連携を決めた。ただ商用化は欧米企業が先行し、日本勢は出遅れる。コスト高の解決などが巻き返しのカギを握る。
三菱地所は2023年3月から、JR東京駅周辺の飲食店などから出る廃食油を日揮HDに供給する。日揮HDはコスモ石油な...
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