ラニーニャ鮮明、厳しい冬の兆し
寒気が南下、影響は春先まで 対コロナに逆風
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立冬を過ぎ、日本の上空に強い寒気が流れ込むようになった。東京では3年ぶりに「木枯らし1号」が観測され、北日本では雪が積もりだした。寒さの背景には熱帯太平洋でラニーニャ現象が鮮明になり、大気の流れに影響を及ぼしていることもありそうだ。ラニーニャは春先まで続き、新型コロナウイルスなどの感染が広がりやすい厳しい冬になる可能性がある。
日本列島はこの冬一番の寒気が通過し、札幌などで積雪があった。冬型の気圧...
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