中国の新築住宅価格、下落都市83%に拡大
10月、ローン金利下げ効果薄く
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【北京=川手伊織】中国国家統計局が16日発表した2022年10月の主要70都市の新築住宅価格動向によると、前月比で価格が下落したのは全体の83%にあたる58都市で、9月から4都市増えた。景気停滞で先行き不安が根強く、大都市を含めて住宅購入の需要が伸び悩んでいる。住宅ローン金利の引き下げなど政策効果は限定的だ。
前月比で上昇したのは10都市で、9月から5都市減った。横ばいは2都市だった。
都市の規...
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