おまけポイント「疑似通貨」に
1兆円規模、盲点は利用者保護や犯罪対策
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企業が発行するポイントが存在感を増している。企業のポイント発行額の規模は2019年に1兆円を突破した。もともと「おまけ」だったポイントは、キャッシュレス決済の浸透もあり、1ポイント=1円で使える特徴を持つようになった。今や「疑似通貨」としての性格が強くなっている。利用者保護やマネーロンダリングなどの観点からの対策が必要だ。
「子どもの分もマイナポイントをもらいたい」。東京都港区に住む40代の会社...
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