海運3社最高益、今期上方修正

足元ではコンテナ船運賃が急落しているが、業績は好調だ。海運大手3社は2023年3月期の業績見通しを上方修正した。2期連続で連結純利益1兆円超えを見込む日本郵船をはじめ、全社が最高益の見通しだ。上期（4～9月期）のコンテナ船事業の利益が予想を上回り、円安も大幅な増益要因となる。ただ、下期（22年10月～23年3月期）は利益が急激に縮小する見通しで、先行き不透明感が強まる。

日本郵船は4日、23年3...