JAL、自力回復へ綱渡り 赤字最大2700億円
固定費など200億円を追加削減
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日本航空(JAL)は30日、2021年3月期の最終赤字が2400億~2700億円になりそうだと発表した。同業他社に比べ財務の健全性は高いが、航空需要の低迷は続いている、固定費や投資費用の削減額を200億円積み増し、自力での回復を目指す。航空会社の不振は免税店や機内食など関連企業の業績悪化にもつながっている。
「グループ社員の努力の結果が表れたが、非常に厳しい結果となった」。同日会見したJALの菊...