20年産、一転収穫減
農水省予想、西日本で病害虫被害
[有料会員限定]
農林水産省は30日、2020年産米の作柄概況(15日時点)を公表した。全国の作況指数は前年と同じ99(平年並み)で、9月時点から2ポイント下げた。主食用の収穫量予想は前年実績比3万トン減の723万トン。増加見通しだった9月から一転減少した。北海道など主産地が豊作傾向な一方、西日本などでは病害虫被害や日照不足が深刻。「東高西低」が顕著となった。
9月の調査から作柄を上方修正したのは3道県。26府県は...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り281文字