世界市場、30年に4.5兆円
技術開発・生産効率化競う
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医薬品はかつては物質を化学合成した低分子薬が主流だった。それが2000年前後からバイオ技術を駆使した新しい薬が登場。体内の異物を除去するたんぱく質「抗体」を使った抗体医薬をはじめ、細胞や遺伝子を使う薬も広がってきた。
米系コンサルティングのアーサー・D・リトル・ジャパンによると、細胞を使った薬や治療法の世界市場規模は20年で約3500億円だが、30年は約4兆5000億円に増える見通しだ。
けん引す...
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