子宮頸がんワクチン勧奨中止で「死亡4000人増」
阪大予測、2000~03年度生まれ対象
[有料会員限定]
子宮頸(けい)がんを予防するヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの積極的な接種勧奨を厚生労働省が中止し接種率が激減したことで、無料で受けられる定期接種の対象を過ぎた2000~03年度生まれの女性では、避けられたはずの患者が計1万7千人、死者が計4千人発生するとの予測を、大阪大チームが28日までにまとめた。
成果は英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。接種率が0%近い現状のままで...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り427文字