百貨店、若い富裕層を開拓 外商に新手法
阪急阪神、LINEでやり取り 大丸はタワマン住民に営業
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関西の百貨店が、「外商」と呼ぶ富裕層向けサービスで若い顧客の開拓に乗り出している。共働き世帯など購買力の高い40代以下を対象に、SNS(交流サイト)の活用など年代に合わせた接客方法を導入。当面はインバウンド(訪日外国人)消費の本格回復が見通せず、国内富裕層の取り込みを進める。
外商とは一定の購買が見込める富裕層顧客を対象にした特別サービス。武家屋敷を回って注文を聞いた江戸時代の呉服屋にルーツを持...
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