/

この記事は会員限定です

悪疫を外枠に秀逸な百話 宮下志朗

艶笑で嘲笑 人間味あふれる

[有料会員限定]

コロナ禍で、ボッカッチョ『デカメロン』(平川祐弘訳、河出文庫、ほか)が話題に。14世紀半ばフィレンツェで大流行したペストの実相を描く迫真の筆致に、読むたび感嘆する。『千一夜物語』や『デカメロン』のような形式を「枠物語」というけれど、悪疫が外枠として、男三人女七人が郊外の丘に逃れて一日十話、十日で百話を語り合うフォーマットを導いている。

『デカメロン』はただの艶笑譚(えんしょうたん)ではない。曾根崎...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り842文字

すべての記事が読み放題
まずは無料体験(初回1カ月)

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン