大阿闍梨の笑顔 伊井哲朗
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炎を上げて祈りささげる護摩祈祷(きとう)に多くの人が訪れる仙台市の慈眼寺。住職の塩沼亮潤・大阿闍梨(だいあじゃり)にお会いするたび、自分の心を整えるヒントをいただいている。最初に会ったのは6年前、日本版ダボス会議といわれる「G1サミット」。大阿闍梨は仏教の教えである思いやりの心がリーダーには必要だと説き、全く同感だった。その後、想像を超える修行から大阿闍梨が得た物を感じたいと、友人たちと慈眼寺に...
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