社会学者がボクサーになってみた 小熊英二 - 日本経済新聞
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社会学者がボクサーになってみた 小熊英二

身体化を実践、過程を分析

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社会学者は「社会」を研究する。そして最小の社会は、個人の身体である。

個人とは、実は社会関係の総体である。例えば鉛筆や箸の持ち方には「育ち」、つまり幼少時からの社会関係の総体が現れる。「プロは話し方が違う」という形容が示すのは、個人の身体は長い訓練と社会関係が「身体化」した結果だということだ。

こういう「身体化」はどうしたら研究できるか。プロに「どんな修行をしましたか」と聞いても、あまり精緻な回...

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