安定調達へ国産材シフト 中国木材(広島県呉市)
秋田に新工場、発電も
[有料会員限定]
国内製材最大手の中国木材(広島県呉市)が国産のスギやヒノキの利用拡大に向け、秋田県に新工場建設を進めている。約30ヘクタールの広大な用地を工業団地に確保し、2024年1月に稼働させる計画だ。北米から米松を調達する仕組みを確立、住宅用構造材で業界をけん引してきたが、安定調達に向け国産材へのシフトを進める。
「いくつか候補地があったが、広大な土地が必要なうえ、港も近いほうがいいといった条件がいろいろ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1015文字