ANA、賃金5%カット
一般職一律、労組に提案
[有料会員限定]
全日本空輸(ANA)が労働組合に提案した人件費削減策の具体案が13日、明らかになった。従業員約1万5千人の多くを占める一般職の月例賃金は一律5%カットを提案した。厚生年金保険料の従業員負担も3割から5割に引き上げる。国際線の需要が戻らないなか、人件費の圧縮を進める。
ANAは既に冬の賞与をゼロにすることや賃金の減額などで、年収を3割減らす方針を労組に提案済みだ。賃金の引き下げは遅くとも2021年...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り350文字