河川の監視体制強化 台風19号から1年
水位計や浸水検知センサー 越水把握し迅速避難へ
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東日本を中心に甚大な被害をもたらした台風19号から1年がたった。記録的な大雨で各地の河川が氾濫し、決壊や越水など効率的な河川情報の収集・発信が課題となった。国は河川の監視カメラを倍増するほか水位計も増設。浸水を検知するセンサーの設置も急ぎ、河川の観測体制の強化を進めている。
2019年の台風19号では、河川の決壊箇所は140で、37カ所が決壊した18年の西日本豪雨を大きく上回った。警戒レベルで最高...
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