ユニクロ店数 日中逆転
EC融合も先行、国内の参考に 中国依存 リスクも
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ファーストリテイリングの中国事業が存在感を増している。新型コロナウイルスの感染が落ち着き大量出店を再開し、「ユニクロ」の店舗数(直営)が初めて日本を逆転した。中国は電子商取引(EC)と実店舗の融合モデルで先行し、国内事業の参考とする。成長の原動力となる市場だが、外交的な対立などによる集中リスクに目配りすることが課題になる。
「3000店いける」
「13億の人口があるから3千店くらいはいけるでしょう」。ファストリの柳井正会長兼社長は日本経済新...
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