NY株、9月に月間2784ドル安 2年ぶり2万9000ドル割れ
景気後退懸念強まる
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【ニューヨーク=竹内弘文】30日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比500ドル(1.7%)安の2万8725ドルで取引を終えた。2万9000ドルを割り込むのは約2年ぶり。9月月間では2784ドル(8.8%)安、2022年7~9月期でみると6.7%安に落ち込んだ。インフレ圧力が緩和しないなか米連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げ継続が見込まれ、景気後退懸念が一段と強まっている。...