基準地価、コロナが冷や水 3年ぶり下落
都心商業地に打撃
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新型コロナウイルスの感染拡大が回復基調にあった地価に冷や水を浴びせた。国土交通省が29日発表した2020年の基準地価(7月1日時点)は、全国の全用途平均で3年ぶりの下落となった。都市部の開発をけん引した訪日客需要が消失、都心商業地の減速感が強まった。新たな不動産価値も生まれつつあるが、今のところ地価押し上げ効果は限られている。(関連記事経済面、東京・首都圏経済面。基準地価一覧を別刷り第二部に)...
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