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介護危機の現状と課題(下) 対象者・サービスの重点化を

高野龍昭・東洋大学准教授

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コロナ禍は高齢者介護分野にも影を落としている。重症化リスクが高い要介護高齢者の感染拡大を防ぐため、多くの介護事業者はサービス提供を縮小し、著しい減収に見舞われている。近年の介護保険制度改正で事業所の収入源である介護報酬が実質的に引き下げられ経営体力が脆弱化するなか、追い打ちを受けた形だ。

厚生労働省が介護報酬算定や人員基準などの臨時的な取り扱いを矢継ぎ早に示したことや、政府の第2次補正予算に盛り込...

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