武田、手術用剤事業を売却
来年3月までに、米社に430億円で
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武田薬品工業は16日、手術用接着シート「タコシール」事業を米ヘルスケア関連企業のコーザヘルスに売却する契約を結んだと発表した。売却額は3億5000万ユーロ(約430億円)で2021年3月末までに完了する予定。武田は事業売却によってアイルランド製薬大手シャイアー買収で膨らんだ負債を圧縮する。
売却するタコシールは手術で切った組織や臓器部分にはるシート状の薬剤。19年度の売上高は約1億6000万ドル...
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