/

この記事は会員限定です

改憲論議の要点(上) 規範の内容の点検が先決

上田健介・上智大学教授

[有料会員限定]

7月の参院選で与党が勝利し、次期衆院選までの間に、憲法改正の発議がなされるのではないかとの見方もある。憲法典の意義を確認したうえで、憲法を改正する意味と憲法改正の議論のあり方について考える。

憲法というとき、一般には日本国憲法という憲法典をイメージするだろう。憲法典を定める意義は、国政に関する基本的な規範をひとつの法典にまとめて認識しやすくすることにある。

立憲主義をとる国の場合、その規範の中心...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り2678文字

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません