住宅価格、先進国高止まり 1~3月15%上昇
投機過熱・資源高で 米金融引き締めで一服も
[有料会員限定]
住宅価格の高騰が歴史的な水準に達している。投機の過熱や資源高を背景に、先進国の住宅価格の伸び率は2022年1~3月期に前年同期比15%を記録した。第1次石油危機直後の1974年7~9月期以来、およそ半世紀ぶりの高水準だ。金融引き締めにより米国では住宅着工が減少に転じたが、価格などは高止まりが続く。物価指数への影響も大きく、インフレ長期化の要因にもなりうる。
経済協力開発機構(OECD)によると、...
関連企業・業界
業界: