備え厚く、災害被害抑制 台風10号
リスク増、官民連携必須に
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史上最強クラスの台風10号が九州の西海岸沖を縦断し日本海へ抜けた。重軽傷者は100人を超えた。一方、大規模な河川氾濫などは起きていない。今回、気象庁は頻繁に注意を喚起。企業も前もって車両や在庫の保全に走った。台風の大型化など自然災害リスクが高まるなか、官民で事前の備えの重要性が増している。(1面参照)
気象庁がホームページで台風10号への注意を掲載したのは今月2日。翌3日から3日連続で合同記者会見...
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