深谷レンガ復活へ奮闘 鬼板師 塚越久義さん
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かつて埼玉県深谷市には同市出身の渋沢栄一が設立に尽力した日本煉瓦製造の工場があり、東京駅にもレンガが使われた。だが、時代とともに需要は減り、2006年に会社は廃業した。そんな深谷レンガの復活に挑むのが鬼板師の塚越久義さんだ。「レンガづくりの体験教室を開いて深谷に人を呼び込むことにもつなげたい」と話す。
鬼板師とは鬼瓦職人。塚越さんは鬼義の屋号を掲げ、18年には埼玉県伝統工芸士に認定された。もとも...
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