霊場・出羽三山に風力発電計画 山形県など地元は猛反発
公的調査では「適地」 明確な指針必要
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修験道の霊場・出羽三山(山形県)で今夏、風力発電計画が明らかになった。最大で40基の風車を建設する東北でも有数の規模で、山形県の吉村美栄子知事が「ありえない」と述べるなど地元は猛反発している。ただ、予定地は県が風力発電の適地としていた場所で、土地利用を巡る適切な指針も必要となりそうだ。
「(開山から)1400年つないできた祈りの聖地を、我々の代でつぶしてはならない」。山伏の著書もある星野文絋さん...
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