求人倍率1.08倍、雇用厳しく
7月、6年3カ月ぶり水準 失業率2.9%に上昇
[有料会員限定]
新型コロナウイルス感染拡大を受けた雇用情勢の厳しさが続いている。厚生労働省が1日発表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は1.08倍で前月から0.03ポイント低下した。6年3カ月ぶりの低水準となった。総務省が同日発表した7月の完全失業率(同)も2.9%と前月比で0.1ポイント悪化した。非正規労働者を中心に解雇や雇い止めが広がっている。
有効求人倍率は仕事を探す人1人に対し、企業から何件の求人がある...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り642文字