危機が変える「会社と個人」(上) 人材育成・人事管理、個別化へ
脇坂明・学習院大学教授
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コロナ危機を受け、この数カ月で一気にテレワークが拡大した。多くの企業や働き手が、思った以上にテレワークでも働けることを実感したようだ。一方でテレワークは、今後の会社と個人の関係や働き方を大きく変える可能性を秘める。
今後、治療薬やワクチンが実用化されても、ウイルスの変異や抗体の経時的劣化などの可能性が指摘される。終息というより、「ウィズコロナ」といわれるようなコロナとの共生が常態となる社会となりそ...
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