リニア工事残土、排水強化
JR東海 県の専門部会で提案
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静岡県は20日、リニア中央新幹線の静岡工区未着工問題で大井川の水量減少などを議論する専門部会を県庁で開いた。JR東海はトンネル掘削の残土置き場で崩落を防ぐ排水の強化策を提案した。
上流の田代ダムの取水制限により、工事中に静岡県から流出する大井川の水量を補填する案も議論したが、有識者の委員からは法律上の課題を懸念する声が上がった。
JR東海は一定規模以上の盛り土を許可制とし、規制を強めた県条例が7...
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