不動産市況、悪化の兆しか
REIT運用に業務停止命令 鑑定評価額の伸び悩みが背景
[有料会員限定]
金融庁が中部電力系の不動産投資信託(REIT)運用会社、エスコンアセットマネジメント(東京・港)に対して3カ月間の業務停止命令を出した。親会社の持つ不動産をREITに高値で買わせようとしたためで、投資家の不利益につながりやすいREITの問題が浮き彫りになった。REIT運用会社への業務停止命令は15年ぶりで、不動産の悪化を示すサインとの見方も出ている。
REIT運用会社への行政処分は2008年以来...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り779文字