女性の連帯示す「シスターフッド」
作家や歌人 特集や連載で注目
[有料会員限定]
韓国のフェミニズム小説『82年生まれ、キム・ジヨン』の邦訳刊行から2年弱。フェミニズムは文芸の世界で一つの潮流となった。その流れを受けて「シスターフッド」がじわり存在感を増している。シスターフッドとは1960年代後半から80年代のウーマンリブ運動の中でよく使われた言葉で、女性同士の連帯や絆を示す。古くて新しい言葉だ。
河出書房新社の文芸誌「文芸」秋季号は特集「覚醒するシスターフッド」を掲載した。完...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り810文字