半歩遅れの読書術作家読みを誘うもの 町屋良平 呼吸のしやすい「余白」の存在

2020/8/8付
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日本経済新聞 朝刊
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作家読みがしたい! その衝動は突如としてつき上がる。作家読みとは小説を読んでいるときに当のその本のみならずこの作家の書くもの全てを一挙に、それも短期間で読破したい、という欲求のことで、自分の場合数年に一度このような衝動が湧いてくる。

それがつい先日あった。今回はアンナ・カヴァンである。数年前に『氷』が文庫化され、日本でも人気の作家のひとりになったが『氷』を読んだまま続々出版される他の著作に手を伸…

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