戦後75年千枝子はあの爆弾で―愛した人の最期記した手紙
元海軍の男性、夏に読み返しては葛藤

2020/8/6付
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日本経済新聞 朝刊
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元海軍士官だった三重県鈴鹿市の下村喬さん(97)は、終戦後に広島の元下宿先から届いた一通の便りを大切に保管してきた。結婚するかもしれなかった女性が被爆し亡くなったことを知らせる手紙だ。戦後75年。被爆の記憶の風化が叫ばれる中、幸せな日常や大切な人の命を奪った戦争の悲惨さを今に伝えている。

下村さんは1943年、広島県南部の池田逸江さん(84年に死去)宅に下宿した。当時、広島高等工業学校(現・広島…

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