/

この記事は会員限定です

新美南吉「嘘」 愛知県知多市

また太郎左衛門の嘘なのだ。いよいよ絶望なのだ。

[有料会員限定]

名古屋から準急電車に揺られて35分ほど。小さな駅を降り、海辺への道をたどると、さざ波を反射して、空が少しずつ明るくなる。

新舞子海岸だ。巨大な風車が回る人工の島、そこへ向かう大きな橋。遠く中部国際空港も望める。本作が書かれた戦前とは、風景ががらりと変わったはずだ。

「信頼」がテーマの一作に、作者は道が尽きる海辺という場所を選んだ。読む者を追い詰めるかのように、最後まで緊迫感に満ちる。

昭和初期の...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り1097文字

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン